「だれも天に上った者はいません。しかし、天から下って来た者、人の子は別です。」 ヨハネの福音書 3章13節

人が、自分の方から神に近づくことはできません。誰一人としてそれはできないのです。
もっと言えば、人は、自分から神を求めることがありません。
それどころか自分勝手な神々を作り出してはそれを崇めることで、真の神から離れていくのです。

また、人は、自分の力で神の御国へ入ることができません。
しかし、その御国から私たちを罪から救うために降りて来られた人の子、イエスだけは別です。
イエスさまだけは、降りて来られた天の御国に上り、入ることができます。
イエスさまだけは別なのです。

もう一つ、ここは大切なことを教えてくれます。
天の御国は、比喩的な場所として示されているのではなく、また象徴的な場所ではなく、実際に存在する場所です。
私たちはそこへ行かなければならない。

毎日の生活の中で、神を信じイエス様を信じると言うことは、具体的なものでなければならない。
いや、具体的な信仰の現れこそが、信じるということなのです。
ただ心のどこかで思っているだけの信仰というのは信仰とは呼べない。
信仰は生き方であり、生き方が変わり、天の御国へと向って進むものです。
シャローム