「そしてわたしは、彼らに対してしようと計画したとおりを、あなたがたに対してすることになる。」 民数記 33章56節
ラメセスを旅立ったと、3節に記されてから49節まで「宿営した」と旅の旅程が記されています。
飲む水がなかったと、14節に記されますが、民がそのことで主に呟いたことは記されません。
淡々と旅程が記されますが、その背後には常に主の恵みと守りがあっったのです。
そして、主のことばに従い通すことができない民の姿がありました。
主は、約束の地に着いた時に、その地の住民を完全に追い払うように命じます。
そうしなければ、残った住民がイスラエルの民を苦しめることになると、警告をします。
彼らに対して主が計画されたこととはさばきです。偶像の神々を愛した民へのさばきです。
しかし、主のことばに従い通せない時、さばきは反対にイスラエルの民に及ぶのです。
私たちの日常は、いつもいつも特別なことが起きる訳ではありません。淡々と同じように思える毎日を送っていくようです。
しかし、そこには常に主の恵みが注がれていて、背後に主の守りがあります。
私たちは、変わらないと思える日常で主のことばに従う時にこそ主の恵みを受け取っているのです。
それは主の約束が実現している毎日です。
シャローム