「私の民よ、思い起こせ。モアブの王バラクが何を企んだか。ベオルの子バラムが彼に何と答えたか。シティムからギルガルまでに何があったか。それは、あなたが 主の正しいわざを知るためであった。」ミカ書 6章5節
ミカが預言者として活動する時代は、民が神に背を向け堕落した生き方をしていました。
1節〜2節で、主は訴えてみよ。わたしと論争しようと語りかけます。
主の恵みに対して、民が不平不満を口にして罪を重ねているので、主は訴えているのです。
主の恵みは大きく、奇跡をも行って私を助けてくださる。
民に敵対するバラク王が、イスラエルの人を呪わせるためにバラムを送りました。
しかし、主はそのバラムを用いて民を祝福し、主の恵みとあわれみについて、バラク王に向かって語らせました。
敵を用いて、信じる者を祝福し、敵を自らさばかせたのです。
エジプトを出発して最初に宿営する場所に到着する時には、海の水を分けて道を造り、助けてくださいました。
主は、信じる者のためには恵みと注ぐことを惜しみません。
そして、その恵みが注がれる時に、主の敵対する者は恥を見るのです。
敵さえも祝福する人に変え、海をも平らに道に変え、私の進むべき道を示し、恵みで導いてくださるのが主です。
その主に向かって、私の唇は賛美を上らせていますか、それとも不安や不平を口にしていますか。
私は、主の前にいますか。主に背を向けていますか。
恵みは主から真っ直ぐに来ます。主を見上げて受け取ります。
シャローム