「私の恵の神は 私を迎えに来てくださる。 神は 私に敵を平然と眺めるようにしてくださる。」詩篇 59篇10節
サウル王に無実の罪、いや、嫉みによってダビデが追われていた時の詩です。
ダビデがいる家を、サウル王の配下の者が秘かに見張っているのです。
すなわち、それはダビデの命の危険を表します。
その時、ダビデは変わらずに主だけを見続けます。
見続けて信頼し委ねています。
主こそダビデの砦、助けだからです。
敵はダビデを隠れて上手く見張っているつもりです。
しかし、主がダビデに目を注ぎ、見守っているのです。
ダビデが、どんな時でも主だけを見上げて、信じて歩んでいるからです。
そして主は、ダビデを敵の真ん中ら救い出してくださる。主が来てくださるのです。
そしてダビデは、救い出され、平然と敵を眺めることが許されるのです。
主を見る者は、平安と幸いを受け取ります。
人を見る者は、罪の誘惑の声を受け取ることになります。
主は、恵みを注いでくださり、信じる人を救うために自ら立ち上がってくださるのです。
主イエスが、地上に生まれてくださったことが、その証しです。
シャローム