「わたしと父とは一つです。」」 ヨハネの福音書 10章30節
私たちがイエスさまに愛されているイエスさまの羊であることを語られた後、イエスさまは、ご自分と天の父なる神さまが同一、同質な存在であることを示されたことばです。
33節になると、ユダヤ人がイエスさまが神を冒涜していると非難しています。
その主張は、イエスが人間なのに、自分を神としているからだというのです。
この非難は、根本的に間違っているのです。
イエスさまは、ご自分が父なる神と同一あり、切り離されない存在だと、教えるているのです。
それはまた、同質であり、異質な存在ではないのだということも教えています。
しかし、この時のイエスさまを信じようとしないユダヤ人は、イエスは神でないという、自分の考えを捨てることができません。
イエスは神であり、父と同一の方であり、そのイエスが語り、救いを与えてくれるということを受け入れることができません。
どこまでも、自分が中心です。罪が真ん中にあります。
それを捨てて、イエスさまを中心にしなければいけないのです。
私たちは今、神という方が存在しており、その方がご自分からその存在を私に明らかにしてくださったという、恵を知ったのです。
その上で、そのイエスさまが、私に良いもの、罪を赦して救い与えてくださるのだということを、もう一度、大きな恵として自分のものにします。
私は、この恵みを父と一つのイエスさまから受け取ったのです。
シャローム