「御子は神の栄光の輝き、また神の本質の完全な現れであり、その力あるみことばによって万物を保っておられます。御子は罪のきよめを成し遂げ、いと高きところで、大いなる方の右の座に着かれました。」 ヘブルへの手紙 1章3節

ヘブル人への手紙は、その冒頭からキリスト教、キリスト・イエスの素晴らしさをハッキリと語ります。
旧約聖書の時代には、神は私たちに「律法」「預言者」「士師」などを通して語ってくださいました。
しかし今は、人となって地上に生まれてくださった御子、イエス様によってすべてのことを語ってくださいました。
そして私たちを罪から救い、きよめて神の子どもとして、永遠のいのちを持つことができるようにしてくださいました。

ここ3節では、イエス様は、大いなる方である父なる神と同質の神であることを示します。
そして今もこの地上のすべてのものは御子によって支えられていることを示します。
この御子が、私たちの罪が赦されてきよめられる道を開いてくださいました。
その業は完全で完璧なものでした。
その証しとして、御子はその業、十字架の贖いの業を成し遂げて、今は、天に昇り、父なる神の右に座しています。
右の座に座っていると言うことは、その業が完全なものであったことを示すものであり、揺るがないことを示しているのです。

この方、御子イエスが、天の御国の父なる神の右に座しておられることは、私の救いが完全であり、変わらないことを示します。
この方、御子イエスを信じるだけでよいのです。
完全です。
信じること以外に何も私たちは付け足してはいけないのです。
完全です。
シャローム