「主はそれらの板に、あの集まりの日に、山で火の中からあなたがたに告げた十のことばを、前と同じ文で書き記された。主はそれを私に与えられた。」申命記 10章4節

石の板が与えられたのは、これが2回目です。
最初のときには、山で授けられた十のことばが記された石の板は、イスラエルの子らが偶像礼拝をしているのを目撃したモーセが打ち砕きました。
民がそろって主に背き、偶像を作り、それを自分たちをエジプトから導き出した神だと崇めたのです。
主は、そのとき民を打ち、多くの者が死にました。
しかし、主はモーセの取りなしの祈りを聞き入れてくださり、民を赦し、残りの人が旅を続けました。

このとき、主は、もう一度同じことばを与えてくださいました。
主の恵みが変わることがなく与えられたのです。

それは主が、民の罪を赦されたことを表します。
そして、同じことばであるというのは、主の約束は変わらないことを示します。
また、主は、もう一度約束を与えてくださるときに、何も付け足すことなく、何も取り除くことはされませんでした。

主の約束と恵みは、私にとって完全なものであり、変わることがないのです。
今も、私は主の恵みの中で生かされていることを覚えます。

シャローム