「私たちの救い主である神と、私たちの望みであるキリスト・イエスの命令によって、キリスト・イエスの使徒となったパウロから、」 テモテへの手紙 第一 1章1節

今日から、テモテへの手紙を読みます。
2節でパウロは「信仰による、真の我が子テモテ」と呼んでいます。
愛する息子として、そしてともに宣教の働きに仕える弟子として、彼を深く愛して福音の深いところを伝えるために手紙を書きました。

パウロは、間違った教えを広める者、迷い出て福音を失ってしまう人がいる現状で、テモテにしっかりと福音に立ち、生きるように勧めます。
そして自分自身を証しします。

救い主、望みであると、ことばを変えながら繰り返して、イエス様だけが自分の神であり救い主であることを告白します。
そしてそのイエス様が命じて、自分を使徒にしたのだと、確信を持って告白します。
使徒になるのは、名誉でも経済的に豊かになるという約束でもありません。
むしろイエス様と同じ苦しみを経験し、迫害や危険のある人生へと変わっていくことを示します。

そして使徒であると告白するパウロは、15節では自分こそが、イエス様に救われなければならない罪人のかしらであると告白するのです。
かしら、それは代表であり、一番の人、すなわち、誰よりも深く自分の罪を認めて、主イエスの前に悔い改めた人です。
その人が使徒となります。

主から使徒となるように命じられる人は、罪人のかしらであることを認めて悔い改めることができる人です。
その人は、キリスト・イエス以外の存在に望みを置くことはありません。
その人は、名誉や富ではなく、キリストを求め続ける人です。
その人は、名誉や富がなくても、幸いな毎日を送る人です。喜び感謝しています。
夕に朝に、キリスト・イエスを賛美します。

シャローム