「知りなさい。あなたの神、主は、あなたの正しさゆえに、この良い地をあなたに与えて所有させてくださるのではない。事実、あなたはうなじを固くする民なのだ。」申命記 9章6節

約束の地に住む強い民であるアナク人を追い出して、この地をイスラエルの子らに与えると、主は語られます。
アナク人が、邪悪な民で、主の前に罪を犯し、悔い改めることがないからです。

そして、主は指摘します。
イスラエルの子らの本質を暴いて示すのです。

あなたは正しくない。
あなたはうなじを固くする。
うなじを固くするとは、頑固で、主のことばに素直に聞き従えない罪の」性質を示します。
7節から先で、荒野の旅で何度も主を裏切り主を悲しませてきた罪を示します。
本当に呆れるほどにうなじが固く、罪が深いのです。

知りなさいと、主は語られます。
私の罪深さを知るのです。
そして、そんな罪の深い私を、主は選び出し、愛して、祝福を与えてくださる。
知らなければならないのです。私は正しくない。
主にあわれみと愛が、私に注がれるので、私は幸いな夕と朝を迎えるのです。

知りなさい。
私の罪、私の頑固さ。
知りなさい。
あわれみ深い主のことを。

シャローム