「しかし今、ゼルバベルよ、強くあれ。ーエホツァダクの子、大祭司ヨシュアよ、強くあれ。この国のすべての民よ、強くあれ。ー仕事に取りかかれ。わたしがあなたがたとともにいるからだ。ー」ハガイ書 2章4節
神殿の再建工事が始まった時、それを見た人のうちで、破壊される前の神殿を知っている人は嘆き悲しんだのです。
再建される神殿が、あまりにもみすぼらしいからです。
「まるで無いに等しいのではないか」と、3節で表現されます。
しかし、主はそんな嘆いている老人たちの心を知っています。
そして語られるのです。
強くあれ、強くあれ、強くあれ。
祭司に導かれ、祈りに導かれて、すべての民に強くあれと命じます。
何故なら、主が祝福してくださる再建工事だからです。
主が、ともにいてくださって、工事を成功させてくださるからです。
そして神殿の再建に心を砕き労する時に、民の生活は豊かになり、収穫物は豊かになるのです。
主を一番にして、主に信頼して、主に期待する人を、主は祝福し守り導かれます。
そこにはみすぼらしいということはないのです。
さあ、強くあれ。
すべて主を知る人は、このことばを聞くのです。
シャローム