「あなたの心が高ぶり、あなたの神、主を忘れることがないように。主はあなたをエジプトの地、奴隷の家から導き出し、」申命記 8章14節
10節には、満ち足りた時に、あなたの神、主をほめたたえなければならないと、命じられています。
主は、イスラエルの子らを、約束の豊かな地に導き入れてくださいます。
途上で経験した試練も、彼らが成長して祝福を受け取るための訓練でした。
彼らの幸せのためです。
そして、約束の地に住み着き、豊かになった時に、彼らが主を忘れてしまい、その上、偶像の神々を慕うようになることを主は知っておられます。
それなので、あらかじめ警告して命じるのです。
奴隷の状態から救い出して、祝福を与えてくださった主をほめたたえて生き、主のことばを守ることが祝福を失わない生き方だと、教えるのです。
豊かになった時、人は主への感謝と賛美を忘れる危険があります。
そして、その心が高ぶります。
自分の力で、その豊かさや繁栄を手にしたと高ぶるのです。
主を忘れ、主のことばから離れた生き方には、祝福も平安もないことを主は教えます。
主が与え、主が守り、主が導いてくださるのです。
それはいつまでも変わることがないのです。
私の心が高ぶることがないように、いつも主のことばを聞くことができるように心を見張りたい、
シャローム