「私は苦しむ者 貧しい者です。 神よ 私のところに急いでください。 あなたはは私の助け 私を救い出す方。 主よ 遅れないでください。」詩篇 70篇5節
神の助けを求めています。
神の助けだけを信じて、求める祈りです。
神の助けを求める簡潔な祈りです。
「主よ 急いで私を助けに来てください」と、1節で祈り始めた詩篇です。
わずか5節の詩です。
最初に、「急い」でと祈った詩人は、最後の5節で、もう一度「急いで」と祈ります。
さらに最後に、もう一度今度は「遅れないで」と祈るのです。
詩人は、自分を苦しむ者だと言います。
ですから神の助けが必要です。
同時に貧しい者だとも言います。
貧しいとは、神様の助けがない状況です。
神様との関係が切れてしまったままでは生きられないことを告白する言葉です。
ですから緊急事態なのです。
急いでくださいと祈るのです。
私は、そんなに必死に祈ってきただろうか。そんなに主の求めたことがあるだろうかと自問するのです。
今、私に緊急の苦難や悲しみがなければ、こんな風には祈らないのだろうかと自問するのです。
それは間違っています。
私たちは、主の前に苦しむ者、貧しい者として進み出て祈るべきです。
私は今、この70篇を、自分の祈りとして祈ります。
シャローム