「実に、すべての人に救いをもたらす神の恵みが現れたのです。」 テトスへの手紙 2章11節
恵みが現れたとは、御子イエス・キリストが、人となって地上に生まれてくださったことを指します。
同時に、現れたとは、神ご自身の行動であることを示すます。
私たちが、求めても、探っても、私たちの方からでは絶対にたどり着くことができない神の恵みなのです。
それを私たちに与えようと、神の方から現れてくださったのです。
ですから私たちは、今、その恵みを受け取り自分のものとできるのです。
まさに恵みです。
そしてその恵みとは、すべての人の罪を赦して救いを与えることができるものです。
すべての人のために神さまは恵みを現してくださったのです。
すべてなのです。
ですからこそ、神は命じます。
恵みを受け取り、救われた人は、ふさわしく生きるようになりなさいと、命じるのです。
不敬虔を離れ、敬虔に生きて、神と隣人を愛する生活に移っていくのです。
それが恵みを恵みとして、受け取った人の進むべき道です。
先に、神さまの恵みが現れて、私に与えてくださったのです。
ですから、私はその恵みを受け取り、応答として、神さまが命じる生き方へと、自分の生き方をチェンジします。
恵みが先です。
シャローム