「彼はエドムに守備隊を、エドム全土に守備隊を置いた。こうして、全エドムはダビデのしもべとなった。主は、ダビデの行く先々で、彼に勝利を与えられた。」サムエル記 第2 8章14節 (2017新改訳)
ダビデはパリして人を討って屈服させ、モアブやアラムを討ち取りました。
そしてエドムをも支配下に置きます。
守備隊を置き、エドムを見張ったのです。
王としての手腕は確かなものでした。
しかしエドムを支配下に置いたことを示した同じ節で、聖書は、ダビデの功績は主のものであることを示すのです。
もちろん、この時のダビデは謙遜であり、自分の名誉を誇るようなことはありません。
しかしそれでも聖書は明確に大切な一つのことを記して、私たちに示すのです。
「主は、ダビデの行く先々で、彼に勝利を与えられた」と。
ダビデは、自分の使命を知っています。
使命を果たすために労し、知恵も使います。守備隊を置くことも大切な働きです。
そして何よりも、ダビデは、主にのみ信頼して祈り、主に期待して歩むことができる人です。
主は、そんなダビデに対して、時々とか、気が向いたときではなく、行く先々で勝利と言う祝福と恵みを与えてくださるのです。
勝利も主が与えてくださるのです。恵みです。
期待する人に、主が、惜しみなく与えてくださる恵みです。
そしてダビデと私たちは、主に委ね期待して、主のことばに従って歩むのです。
その道の先々には恵みと守りがいつもあるのです。
シャローム