「あなたがたがマサで行ったように、あなたがたの神である主を試みてはならない。」申命記 6章16節

「聞きなさい」と、モーセは民に語りかけます。
主のことばを聞くことから、私たちの祝福は始まります。
主が与えてくださった約束の地を真の意味で所有していくのも、聞くことから始まります。
聞くことは、私たちが正しいことを行うことに繋がります。

そして気をつけなければならないことは、主に従う時、自分が納得できる方法を優先させないことです。
マサで行ったのは、飲む水がないと主に呟いて、主を試みたことです。
呟く前に祈り求めるべきでした。主に信頼して待つべきでした。
試みるのは、自分が納得できる形を求め、納得したいからです。
主が備えてくださった道を歩む前に、自分が納得して、自分を中心にしたいのです。
しかし、聞くことができるならば、試みる必要などないのです。

良く聞いていれば、主はいつも恵みを先に与えてくださって来たことが分かります。
主の約束が信じられなかったり、不安となり試みるのは、主のことばを聞いていないからです。

私を愛して恵みを与えてくださる主を試みる必要はありません。
聞けばよいのです。
私の必要は、すべて聞くことで満たされていきます。

シャローム