「主はこの契約を私たちの先祖と結ばれたのではなく、今日ここに生きている私たち一人ひとりと結ばれたのである。」申命記 5章3節
十戒について、もう一度、丁寧にそして明確に語られ命じられます。
それをカナンの地に入ってから、守り行うことが、イスラエルの民が幸に生きる基礎であることが示されます。
十戒を与えた主は、祝福を与えてくださる神です。
そして神が与えた約束は、かつて先祖と結ばれた契約で終わりません。
神様は生きておられる神です。始めから終わりまで生きておられます。
契約も古い契約ではありません。更新される契約です。
今、カナンの地に生きることになる新しい世代と、神様は契約を結ばれるのです。
単に言い伝えられた昔話や昔、神様が語ったと言われる契約ではないのです。
今を生きる私と、永遠の神様が結んでくださる契約です。
祝福が与えられることがともなった契約です。
そして、神様が、今を生きている私たち一人ひとりのことを覚えて愛してくださっていることを、契約の更新は表しています。
神様が私と契約を結んでくださることは、私が愛されていることを表し、確認することでもあります。
そして、日々、神様とともに生きていることを示しています。
シャローム