「わたしの肉はまことの食べ物、わたしの血はまことの飲み物なのです。」 ヨハネの福音書 6章55節
「まことの」とは、真実のという意味にほかなりません。
偽物の食べ物では、私たちの空腹を満たすことはできません。偽物の飲み物では、渇きを潤すこともできません。
また、いくら栄養があり、美味しそうな食事であっても眺めているだけでは、私たちの身体を満足させることはありません。
手にて口へ運び、しっかりと味わうことで初めて満たされていくのです。
ここでイエスさまは、私たちの身体と心とたましいに本当に必要な食べ物と飲み物のことを教えます。
食べ物と飲み物は、繰り返し取らなければなりません。
一度、満たされた、潤ったと感じても時間が経てば空腹となり乾きを覚えるのです。
それを感じることは生きていく上で大切なことです。
それでは、まことの食べ物、飲み物とは何でしょう。
たましいが滅びることなく、神とともに生きるために必要なものです。
それはイエスさまを信じることです。
信じて受け入れる時、私はまことの食べ物を食べ、まことの飲み物を飲んでいるのです。
それは一度口にしたら、もう決して乾くことはなく、別の食べ物を求める必要もないものです。
日々の食事、水は大切です。飢餓は大変なことです。
それ以上に神を知らないまま生きる飢餓は、私の人生を偽物にしてしまいます。
神さまが差し出してくださったこのまことの食べ物を食べ、まことの飲み物を飲んだ幸いな人生を喜び感謝して今日を歩みたい。
シャローム