「まことに、私たちの神、主は私たちが呼び求めるとき、いつも近くにおられる。このような神を持つ偉大な国民がどこにあるだろうか。」 申命記 4章7節

モーセは死ぬべき時を覚悟して、力強く惜別のメッセージを語ります。
主のことばを守り通すように、ここ4章でも命じます。
そして、見えない神を信じること、決して形のある象を刻んで、神として崇めることのないように命じます。
これが私たち人の弱点なのです。

そして大切なことが、ここ7節にあります。
主のことばを守ることを命じられているイスラエルの子らです。
しかし、その民の近くに主はいつもおられるのです。
律法を、主のことばを守るように命じる主は、イスラエルの子らを愛して、いつも彼らの近くにおられて守っていてくださる。
迷う時、悩む時には導きを与えてくださる。

私たちは、いつでも主に叫んで、主を呼び求めてよいのです。
主は、近くで聞いてくださって、必ず答えてくださる。
あわれみと、恵みと、祝福をもって答えてくださる。

このような喜びは他にはありません。
このような偉大な国民とは、主を信じる人のことです。今も変わりません。
シャローム