「キリスト・イエスにあって敬虔に生きようと願う者はみな、迫害を受けます。」 テモテへの手紙 第二 3章12節
イエス・キリストと出会い、この方を自分の救い主であると信じた人は、信じたときから生き方が変わります。
それも少しだけ変わると言う変わり方ではなく、大きく、いいや根本的に変わります。
快楽を愛し、他人を押しのけるような生き方から決別し、神を愛し、隣人のために手を差し伸べる人に変わります。
真理を求めるようになり、聖書の言葉、神さまのことばを聞いて従うようになります。
信仰が成長し、寛容、愛、忍耐が備わるようになるのです。
しかし同時に、そのような成長した信仰者は、迫害を受けるようになります。
迫害に会うと心が苦しくなったり、日々の生活の中で困難を経験するでしょう。
テモテもそう言う経験をしているのでしょう。ですからパウロはこうして励ますのです。
それでも真理を求め、神を愛することを諦めたら、イエス様に近い人になることができません。
それは結局、もっと苦しい生き方へと、いつのまに変わってしまうのです。
迫害は避けたいものです。
けれども、敬虔に生きることを捨ててはいけないのです。
神を愛して敬虔に生きようと求める人を神さまは助け導いてくださるから。
そのとき、私たちはイエス様に在って平安と喜びを得ていくのです。
求めなければ味わうことはできません。
パウロも、テモテも迫害経験しているのです。先人に倣って敬虔に生きることを日々選び取っていきましょう。
シャローム