「彼は主の目に悪であることを行い、イスラエルに罪を犯させたネバテの子ヤロブアムのすべての罪から離れなかった。」列王記 第二 14章24節
ヨアシュの子ヤロブアムが、罪から離れることができない状況が「主の目に悪であることを行い」と、簡潔に明確に記されます。
主の目にかなう王が時々登場するのですが、それでも彼らは高きところを残したままにしたため、完全に罪から離れることができなくて、次の王は、必ずと言って良いほど、初代の北イスラエルの王ヤロブアムに倣って、主の目に悪を行っていくのです。
列王記に登場する王たちの罪の姿をみると恐ろしくなります。
私たちが、罪から完全に離れることがどんなに難しいのかを、思い知るのです。
罪から離れること、主のことばのみを信じて生きること。
それはとても難しく、私の力ではできません。
この王の姿がそれを教えます。いや、王の姿に打ちのめされます。
しかし、私たちは自分の力で罪から離れ、救いと祝福を手にするのではないのです。
すべて主イエスの恵みによるのです。
そして弱い私たちが、ヤロブアムに倣うことがないように、私たちを内に外にと聖霊である神様が導いてくださいます。
信頼して委ね、そして大いに期待して歩みたい。
シャローム