「さあ聞け すべて神を恐れる者たちよ。 神が私のたましいになさったことを語ろう。」詩篇 66篇16節
12節までは「私たち」と、複数形で語られています。
私たちとは、神を信じる人たちのことです。
彼らの住む国は、戦いに敗れました。
12節では「私たちの頭をまたがせ」と表現します。
勝利した敵国が、詩人たちの国を苦しめ、あざけっている様子を示す言葉です。
しかし苦しみの中で、詩人たちは神に叫び、助けを求めました。
そして詩人は13節からは民の代表として告白してきます。
詩人は、神が救ってくださることを確信して、平安を得た時には、肥えたものを全焼にささげ物として、神にささげることを誓うのです。
そして詩人はその通りにささげます。
何よりも詩人は、神さまを信じる人に、神さまがどのように報いてくださるのか、くださって今があるのかを語ると、16節で口にします。
苦しいところを通らされるのも、神さまの計画と試練でした。
しかし脱出の道も備えてくださり、神が救い出してくださったのです。
そのすべてを詩人は、神を信じる人たちの代表として、ここで語り、証しすると言っているのです。
語ることは、神さまを信じていることの確かな証しです。
あなたにも、私にも、語るべき神さまから受けた恵みと助けがあります。
それを語り、8節のように、神さまをほめたたえましょう。今日は日曜日、神さまを賛美し礼拝する日です。
一緒に喜び語りましょう。
シャローム