「彼らを恐れてはならない。あなたがたのために戦われるのは、あなたがたの神、主であるからだ。」 申命記 3章22節

ヨルダン川を渡る手前側に所有地を持つことが許されたガド族、ルベン族の勇士たちも、他の部族と一緒に、川を渡って戦うことが命じられます。
それはイスラエルの子らが、主に在って一致するためであり、主のことばに従い通すことが大切だからです。
しかし、戦いをするにあたり、恐れる必要はないのです。
確かに主の命令で戦うのですが、この戦いを最前線で戦うのは、主ご自身なのです。

この戦いは侵略ではありません。
本当の所有者、主権者である主が、主に敵対して、いつまでも悔い改めない民をさばく戦いなのです。
真の義が、主にあり、主の命によって戦うイスラエルの子らは、主に守られて、勝利を得ることが約束されているのです。
そして、更に周辺の国々は、主の力とイスラエルの子らへのあわれみを知るのです。
そのことを知った人の中ら、主に立ち返る人が現われることを主は待っておられます。

この戦いは目の前の勝利だけで終わりません。
主のあわれみと恵みが示されて、主に従うイスラエルの子らが祝福されるための道です。

私たちも、困難や試練に会う時、そこには実は主が戦ってくださり、勝利を与えてくださることが約束されているのです。
ですから、私は試練や困難を恐れないで、主のことばに従いたい。
シャローム