「この後、ダビデは主に伺った。「ユダの町のどれか一つに上って行くべきでしょうか。」主は彼に「上って行け」と言われた。ダビデは、「どこに上ればよいでしょうか」と聞いた。主は「ヘブロンに」と言われた。」サムエル記 第2 2章1節 (2017新改訳)

ここからしばらく、不毛な戦いの場面が続くのです。

サウルと息子のヨナタンが死んでしまったので、イスラエルの王の座が空いてしまったのです。
その座にだれが就くのかで、この後、イスラエル人同士で不毛な戦いが始まってしまいます。
ダビデを次の王に推す人とサウルの子どもを次の王に推す人たちの間での戦いです。

始まってしまうと、なかなか決着のつかない戦いとなります。
不毛な戦いです。
しかし、それでもこの状況の中でも、ダビデは常に主に祈り尋ねて行動をしています。
ここでも、自分の住むべき町がどこなのかを、主に尋ねています。
戦いを避けることはできませんが、ダビデが常に主に祈り尋ねている姿があることに、励ましを受けます。

ダビデは、サウル王が居なくなったからと言って、自分の力を誇って、好き勝手に歩むようなことはしないのです。
主の導きと助けをいつも求めています。

私たちも、いつも主に尋ね求めて、主に信頼して歩みたいのです。
シャローム