「今、聞け。わたしのしもべヤコブ、 わたしの選んだイスラエルよ。」イザヤ書 44章1節

主はここで最初に「聞け」と、語られます。
神さまを信じること、神さまと深く豊かな関係を築くのは、最初に神さまのことばを聞くことに始ります。
そして最後まで、よく聞くことです。

ここでは主は「しもべヤコブ」「わたしの選んだイスラエル」と、表現を変えていますが、主が愛し、主が私を選び出して、語りかけてくださっているのだと、教えてくれます。
選んだとは、愛したということです。
聞けとは、私たちが本当に聞くことが苦手な罪人なので、主は、聞け。イスラエルよ聞け、ヤコブよ聞けと、繰り返すのです。
そして聞けとは、無理やりに私を従わせようと強制するのことではないのです。
主の方から語りかけてくださる親しい関係があることを示すのです。

聞くことで私は主を知り、自分が主に愛されていることを知ります。
それは私の人生を豊かで価値のあるものに変えます。
主のことばを聞くことは、私の幸いと平安、喜びの始まりの時です。

あなたは、主のことばを聞いておられるでしょうか。
主は時に、細く小さな声で語られます。
聞けと、叫ぶのではないのです。
聞き漏らさないようにしたいものです。

聞け。
シャローム