「ローマに着いたとき、熱心に私を見つけ出してくれました。」 テモテへの手紙 第二 1章17節
第二の手紙を読みます。
パウロは,愛するテモテが教会に仕える働きの中で,恐れと不安を感じていることを知って、励ますために手紙を書きました。
それは同時に,教会の人々をイエス様の福音を信じてしっかりと立ち、歩み通すように励ます手紙でもありました。
パウロはこのとき、ローマで投獄されていました。
パウロこそ,命の危険があり,不安や恐れに心が支配されたとしても不思議ではないのですが,パウロは主イエスに在る平安を保っています。
それは真に福音を信じているからであり、パウロの内側に住んでくださっている聖霊さまに任せているからです。
それでも牢獄にいるのは苦しく辛いのです。
そんなパウロをオネシポロが励ましてくれたのです。
「熱しに私を見つけ出して」とは、牢獄にいるパウロを探して会いに来てくれたことを指します。
それはイエス様が、小さい者の一人におこなう良い業は,イエス様に対してすることになると、教えてくれたことです。
用事があってオネシポロはローマに出かけて行ったのでしょう。
そこに着くと、オネシポロはパウロを探し,探し歩いて訪ね、顔を合わせて声を掛けて励ましたのです。
小さい者を愛する,隣人を愛すると言うことは、こういう実際の行動が伴うものなのです。
私たちも,熱心に動くべきときと場所を間違えないようにしたい,逃さないようにしたいものです。
熱心に動くとき,聖霊さまが働いて、私を助けて働きを全うさせてくださいます。
シャローム