「私たちの神、主は彼を私たちの手に渡された。私たちは彼とその子たちとすべての兵を討った。」 申命記 2章33節

イスラエルの子らはあら野を放浪して各地を巡ります。
主の、彼らの行く道を示します。そして、主が、ロトの子孫に所有地として与えた土地を通る時などには、彼らと敵対するなと、命じます。
その地は、主が与えているからです。

しかし、ヘシュボンにおいてはそうではありませんでした。
主に敵対し、イスラエルに敵対する者たちを、主は討つように命じます。
この時主は、彼らをあなたの手に渡したと、語られるのです。

この時代、イスラエルの子らの戦いは、すべて主の戦いなのです。
イスラエルの子らの利益のためでなければ、彼らの敵対心や憎しみによるものでもありません。
主の前に罪を重ねて悔い改めることのない王様と民を主がさばかれる時なのです。
イスラエルの子らは、主の剣として戦うのです。

私たちが戦いに勝利する時には、主が、私たちに勝利を与えて敵を渡してくださった時なのです。
勝利は主に在り、主のことばに従う時、私たちは勝利を得ることができます。
自分の利益を求めようとする時には、勝利を得ることはできません。
主を一番とし、主のことばに従う時に、私たちは勝利と祝福を得るのです。

シャローム