「おまえのすべての要塞は、初なりの実をつけたいちじくの木のようだ。揺さぶると、食べる者の口に実が落ちる。」ナホム書 3章12節
ついに、アッシリアの国が滅びニネベの町が荒らされます。
それはもちろん、罪を重ねた結果であり、主のさばきによります。
栄華を誇り力を誇った町も、いまや敵から見れば魅力的な獲物に過ぎません。
力を誇った要塞の町でしたが、敵には、非常に美味しい果実にしか見えません。
誰もが食べたい奪いたいと思う町なのです。
しかも、攻略しようと挑めば、口の中に都合よく落ちてくる果実のように、手に入るのです。
神の前に真にへりくだることができなかったニネベの町が徹底的に滅びることを示しています。
どれほど力を誇っても、栄華を極めたようでも、主の前に歩むことができない人と町、国はやがて自ら滅びを招きます。
そしてその滅びは徹底的で恐ろしものです。
主の助けがないばかりか、主によって滅ぼされるからです。
滅びか、赦しと回復か?
主の前にどのように今日を歩むのかが問われています。
シャローム