「わたしは裸の丘に川を開く。 平地のただ中には泉を。 荒野を水のある沢とし、 砂漠の地を水の源とする。」イザヤ書 41章18節

イスラエルの民が、非常に困難な状況にあっても、主は決して彼らを見捨てることはないことを語った直後に、この18節があります。
イスラエルを救い出してくださる方は、私たちの思いを遥かに超えた恵みを与えて、救い出してくださるのです。
ここ18節は、表現を変えながら、水とはまったく無縁の地に、主が豊かな水を与えて、造り変える様子を示します。
川の無いところに川が流れるようになり。
平地に泉が湧き出し。
渇ききっているはずの荒野さえ、水のある沢に変え。
さらに、水の無い砂漠が、水が流れ出すその源へと変えられることを示すのです。

それは主が造り主であり、無から有を造り出す方であることを示しています。
そして、それは主の助けは全能の力、創造主の力によって、私たちに与えられることを教えます。

荒野を水のあるところへと、まったく反対の地へと造り変えることができる方、不可能と思えるところにこそ、主の助けが確かにあることを信じるのです。
シャローム