「モーセに言った。「しもべどもは、部下の戦士たちの総数を数えました。私たちのうち一人も欠けていません。」 民数記 31章49節
部族ごとに千人の成人男子、総数一万二千人がミディアン人を打つために送られました。
主の復讐の戦い、即ち、主がミディアン人の罪をさばき、打つための剣としてイスラエル人を用いて、送ったのです。
当時の特別な戦いであることを理解してきましょう。
この49節から教えられるのは、主のあわれみと守りです。
捕らえられた女性たちの人数も三万二千人とあるほどです。
どれほど大きな大変な戦いであったかは、容易に想像できます。
その戦いの中で、イスラエル人は、一人として欠けることなく、戦いに勝利して戻って来たのです。
この戦いが主の戦いであることが分かります。
そして、主のことばに従って戦いに出た人たちを、主が完全に守ってくださったのだと、分かります。
一人も欠けていないとは、主のことばの完全さと、主のあわれみと守りがどれほど大きいものであるのかが分かります。
いや、 私たちの考えや思いでは計り知れません。分かるはずもないほどの主のあわれみがあるのです。
私たちは、この主を信じて、主のことばに従うのです。
時に、私には困難で不可能だと思えることがあったとしても、主には不可能なことはありません。
主の約束には、欠けはないのです。
信じて従い、大胆に進み出ましょう。
シャローム