「ヤベツはイスラエルの神に呼び求めて言った。「私を大いに祝福し、私の地境を広げてくださいますように。御手が私とともにあってわざわいから遠ざけ、私が痛みを覚えることのないようにしてください。神は彼の願ったことをかなえられた。」歴代誌 第1 4章10節 (2017新改訳)
4章はユダ部族の系図の要約から始まりますが、それぞれの関係は良く分かりません。時代もかなり超えているのです。
ここにヤベツの名前があります。母がヤベツを痛みのうちに生んだと言う語呂合わせをした名前です。
ヤベツは用いられました。
ここ10節では、地境を広げて欲しいと、神に呼び求めます。
ただ領地を広く持ちたいと言うことではありません。
領地が広がると、侵略してくる他部族とのあいだで、安心できるのです。
わざわいから遠ざけ、痛みのないようにとは、そういう願いでした。
神は、ヤベツの願いを聞いてくださり、ヤベツとともにいてくださり、地境を広げて、彼を守ってくださったのです。
何を求め。神に何を願うのか。
ヤベツの願いが主のみ心にかなうものだったので、神はヤベツの願いに答えてくださった。
私たちも、大いに地境を広げてくださいと、願い求めていきたい。
シャローム