「モーセは言った。「主はこう言われます。『真夜中ごろ、わたしはエジプトの中に出て行く。』」出エジプト記 11章4節 (2017新改訳)

最後の災いがファラオとエジプト全土にくだされる時になりました。
イスラエルは、明確に区別されて災いに巻き込まれることはありません。
そしてこの災いは主のさばきです。それも主ご自身がエジプトの中へと出て行かれて、この災いをおこなわれるのです。
今度こそ、ファラオとエジプトは主の全能の力を知ることになります。

王の息子から、女奴隷の長子、家畜の初子に至るまでが、打たれて死ぬことになるのです。
残酷なさばきと言うのではありません。
主は、明確にさばきをくだされることを示されました。
悔い改めて、主に立ち返るように、道を示されました。

主には、さばきなどおこなうことができないと、考えていたのでしょうか。
主のことばに従うことが、どうしても嫌だったのでしょうか。
主が、私たちの前へと出てこられたのです。
私たちは、その主の前で、どのように応答しましょう。

主は、出てこられる神です。
は、出て来て私たちを愛してくださるのです。
シャローム