「イエスは答えられた。「良い種を蒔く人は人の子です。」マタイの福音書 13章37節
天の御国について、また、御国の持つ力について幾つものたとえを用いて教えてくださる13章です。
種蒔きのたとえは有名です。弟子たちがその解き明かしを願った時にイエス様は丁寧に教えてくださいます。
今朝は良い種が蒔かれていることに心が留まりました。
私たち一人一人にはイエス様によって良い種が蒔かれているのだと知りました。
改めて思うのは、私たちは蒔かれて受取っているはずの良い種を無駄にしてしまっているのではないかという思いです。
礼拝に足を運ぶことも、聖書のことばに耳を傾けることも、その始まりはイエス様が蒔かれた良い種です。
私たち一人一人をイエス様は愛して良い種を蒔いてくださっているのです。
しかし、私たちはその良い種を大切にすることを忘れてしまいがちなのではないか。
誰かが「私には良い種を蒔かれてはいない」と言うことはできないはずなのです。
自分に蒔かれた良い種を無駄にして、この世の楽しみなどに誘われて、毒麦の種を抱えて育ててしまっているのではないでしょう。
神である人の子が、私のために蒔いてくださった良い種を大切にしたい。
聖書のことばによく聞き、主イエスと祈りの会話を深く交わしながら育てたい。
シャローム