「また、安息日に荷物を家から出すな。いかなる仕事もするな。安息日を聖なるものとせよ。わたしがあなたがたの先祖に命じたとおりだ。」エレミヤ書 17章22節

主を捨てて偶像を崇める人々の姿と主に従うエレミヤの姿の対比が見られる17章です。
19節からは、当時のエルサレムでは、安息日の礼拝がいい加減に扱われていたことが示されます。
主は、十戒で命じた通りに安息日をきよく保つように命じます。
21節では、安息に商品、荷物を町に運び込むことも出すこともするなと、命じます。
奇麗に並行させた二つの表現を用いて強く命じるのです。

それはこの時の人々が、主を礼拝し、主に従うことよりも、自分の商売、自分の欲望を優先させているからです。
安息日を守ることは主を信じることの証しであり。
主を聖なる方としてあがめることで、自分の生活もきよいものとなっていくからです。
安息日をきよく保ち生きることで、結局は生活も豊かに平安になっていくのです。
安息日に商売をすることと、主を礼拝することと、どちらが大切であるかを、強く訴えます。
安息日をきよく保つことが、あなたの生活を豊かにするのです。
そこに主の約束が昔からあります。

シャローム