「主はご自分の契約を とこしえに覚えておられる。 命じられたみことばを 千代までも。」詩篇 105篇8節

105篇は、イスラエルの民が。どのようにして約束の地であるカナンの地に住むようになったのかを示します。
それは主がしてくださった救いの歴史、出エジプトを通してイスラエルの人々が救われていく様子を思い起こさせます。
そしてそれは間違いなく、主から届いた恵みの契約である救いのわざの成就です。

兄たちの悪意によってエジプトに奴隷に売られるという弟ヨセフの事件をも主は良い計画へと変えられて、恵みと救いを与えてくれました。
主が、アブラハムを選び出して恵みと祝福を与えると言う契約を、人が忘れてしまっても、主はとこしえに覚えておられます。
主が与えると語られた恵みのみことばは、千代先の子どもに間違いなく素晴らしい恵みとして与えられるのです。

私たちは先を見通せません。
しかし主は、先の祝福を約束できる方であり成就できる方です。
こうして詩人が、先祖の辿った出エジプトの出来事を振り返った時に、私たちがいつもそこには主の恵みがあったことを知るだけです。

ですから今、私にできること、私がするべきことは、主のみことばに信頼をして従うことです。
主の命じることばは、ことごとく私のために備えられた恵みと祝福、良い行ないのために私が従うべきものです。
主は、貴方を愛し、貴方のことをとこしえまでに覚えておられる。
そしていつも良くしてくださるのです。
シャローム