「私は今日、あなたがたに対して天と地を証人に立てる。私は、いのちと死、祝福とのろいをあなたの前に置く。あなたはいのちを選びなさい。あなあたもあなたの子孫も生き、 あなたの神、主を愛し、御声に聞き従い、主にすがるためである。まことにこの方こそあなたのいのちであり、あなたの日々は長く続く。あなたは、主があなたの父祖、アブラハム、イサク、ヤコブに与えると誓われたその土地の上に住むことになる。」申命記 30章19、20節 (2017新改訳)
聖書66巻から1つの書を選び、その書を紹介しながら「みことば」を味わっていきます。
66巻をゆっくり読み進めながら、聖書に記された神様の愛について味わっていきます。
今日開いたのは、申命記です。
4章44節に、これはモーセが示したみおしえであると、あるように本書はモーセが記し、私たちの幸いの人生のために主が与えてくださったことばが記されています。
カナンの地に渡るヨルダン川を前にして、モーセがイスラエルの民に語った訣別説教が記される申命記です。
モーセの訣別説教は、大きく三つに分かれます。
1〜4章は、荒野の旅を振り返り、民の罪や不従順を思い起こさせます。
そして主がどのような方か、どのように取り扱ってくださったかを示して、このあわれみ深い真の神に立ち返るように勧めます。
5〜26章は、二つの内容に分かれます。
11章までは、イスラエルが神に愛された民であることを示します。
12〜26章までは、約束の地カナンに定住した後に直面する数々の問題について取り扱います。
27,28章は、神の祝福とのろいについて宣告します。
29章からは第三の訣別説教と締めくくりの内容です。
選びました箇所は、約束の地を前にして、民に神との契約を更新して、いのちの道を選ぶように迫ります。
これが私たちが祝福されて真に幸いに生きるための一番大切なことだからです。
神のことばを聞き、神が与えてくださる恵みを受け取ることが大切です。
私は自由にするから神にも放っておいて欲しいと言うのは通用しません。真の神無しでは、私の存在が初めからないのです。
その神を知り、神がどれほど私愛し、特別な存在として祝福しようとしてくださっているのかを正しく知って受け止め。
神のことばを大切に聞き従うことが、ヨルダン川、即ち、大切な恵みと祝福、平安に生きることを求める時に、求められる選択です。
大切必要なみおしえ、ことばは、あなたの前に置かれています。
神は、それを取るように勧めます。
シャローム