「そして主は、彼を外に連れ出して言われた。「さあ、天を見上げなさい。星を数えられるなら数えなさい。」さらに言われた。「あなたの子孫は、このようになる。」」 創世記15章5節
主は、ロトが襲撃された事件の後で、もう一度アブラムに語りかけてくださり、彼を祝福すると約束を与えてくださいました。
しかし、アブラムには子どもが産まれていません。それが彼の悩みでした。
アブラムのしもべが跡を継ぐことになるのかと、主に問いかけた時に、主は答えてくださったことばです。
私たちはアブラムの生きた時代よりもはるかに技術の進んだ現代に生かされています。
しかし、空、宇宙のことをすべて知ることなどできません。星の数も数え切ることができません。今現在に至ってもです。
主は、アブラムに数え切れない星の数にも勝る子孫を与えて増やし、祝福するのだと星を見上げさせて教えます。
しかし、アブラムの子孫が繁栄するのは人数や所有する財産のことだけではありません。
主が与える祝福は、数や量のことではなく、存在を愛して祝福するということです。
私たちは星を数え切れません。
主は、その星をすべて造られた方、創造主なる神です。
その神が、星を造り支えている同じ愛で、星の1つにいるアブラムに目を留め、愛して祝福するのです。
星を造り、星を支える神が、同じ全能に力と愛でアブラムをそして主を信じる者を祝福してくださるのです。
今朝も主は、星々を支え、宇宙の果てまでも支え愛し、同じ愛をあなたに注いでおられます。
シャローム