「あなたはイスラエルの子らに命じて、ともしび用の質の良い純粋なオリーブ油を持って来させなさい。ともしびを絶えずともしておくたあめである。」出エジプト記 27章20節 (2017新改訳)

会見の天幕でともされるともしびは、質の良い純粋なものでなければいけないのです。
それは主という方が、完全に聖なる方だからです。混じり気のあるものや質の悪いものは主という方の本質とは違うものですから、用いることはできません。
そして大切なことは、このともしびは、絶えずともされていくことです。
祭司が、夕方から朝、常にともしびを整えて消えないようにします。
これは主が、常にイスラエルの民、信仰者とともにいてくださることを示します。
同時に、私たちはいつでも主の前に行くことができるのだということも示します。

私たちは、主のことばに従います。
自分勝手な礼拝の儀式、いけにえをささげることは、間違っています。主のことばに従って礼拝をささげます。
しかし、私たちが主のお会いしたいと御前に向かうとき、ともしびは絶えることはなく、私たちは主に祈れるのです。
主は、まどろむことも休むこともない方です。
いつも私たちが、主に祈ることを待っていてくださる。

ともしびが絶えないことは、主が、私たちと常に関係を持ち続けてくださることを、私たちに思い起こさせるのです。
昨日も、今日も、そして明日も絶えることが無い主の愛と恵みを覚えて、いつも主の御前に進み出て。
いつも主が見守っていてくださることも感謝して。
私たちもいつも、主のことを見上げて従っていくのです。
私たちは、ともしびを絶やさないようにオリーブ油を注ぎ続けなければなりません。
同じように、私たちはいつも、主への愛と信仰を曇らせないように、自分の心を見張るのです。

純粋で良い心を注ぎ出して、いつもともしびをともし続けたい。
主が絶やすことはないのですから、私は私を見張っていよう。
シャローム