「これを造る者も 信頼する者もみな これと同じ。」詩篇 115篇8節
主に背き、信じない人たちが、主を信じる人たちのことを嘲って、神、主はどこにいるのかと騒ぎ立てます。
しかし、そんな人たちの神は、偶像の神々なのです。
人が、自分の手で作り出した「神の像」に過ぎません。
作り手の想像の中での形を金や銀で作っただけのものです。
話しかけても聞くことはできません。作り手に語ってもくれません。金でできた手は、何も触ることができません。声も出しません。
なにもできないのです。
虚しい存在です。
どれほど見事な造形であっても、どんなに高価な金銀、宝石がちりばめらていても、虚しいのです。
そしてそれを自分で作り出して、それに頼る人もまた、同じように虚しいのです。
偶像の作り出された虚しい神は、虚しい人たちをその周りに集めます。
しかし聖書の神、主を信じる人は、主に信頼して歩み、主を賛美します。
その祈りと賛美は、虚しく空に消えることはなく、主に届き、豊かであわれみ深い恵みを与えてくださるのです。
ですから、虚しい神々を求めることなく、主にのみ信頼して賛美しよう。
主は私の助け、主こそ私の唯一の助けです。
シャローム