「心に留めよ。主の契約をとこしえに。 命じられたみことばを、千代までも。」歴代誌 第1 16章15節 (2017新改訳)
ここ8節から22節は、詩篇105篇の1〜15節と、ほとんど同じ賛美の詩です。
ダビデが、神の箱をダビデの町に迎えることができた喜びを、主への賛美として声を上げています。
自分の喜びに留まらずに民の喜びとして歌い、その喜びを与えてくださった主を賛美するのです。
喜びが、主に向かうことが素晴らしいのです。
そしてこの詩歌から、二つのことを学びました。
一つは、見事なまでに「ことば」を並行して二つずつ並べて賛美していることです。
「主の契約」を「命じられたみことば」と、言い換えて強調します。
「とこしえに」を「千代までも」と、言い換えて強調するのです。
こうして、並行して二つづつ重ねて、主を心から強く賛美しているのです。
もう一つは、その内容は、主が、アブラハムを初めとして私たちの人生に関わってくださっているという事実です。
主は、私たちに、そして主は私に関わってくださる。
私の人生に主が恵みを注ぎ、祝福してくださる。
それは主からのみことば、主からの契約によって、とこしえから変わらずに与えられているのです。
ダビデはそのことを誰よりも良く知っている人でした。
ですから、この時も男にも女にもすべての人にお菓子などを与えてその喜びを共有して、賛美の声を上げたのです。
私にも同じ恵みが与えられて喜びが届きます。
喜び楽しむだけで終わらないで、主を賛美して夕に朝に歩み続けたい。
とこしえまで、主の恵みを忘れないで、歌いたい。
シャローム