「兄弟たち、あなたがたは、たゆまず良い働きをしなさい。」テサロニケ人への手紙 第2 3章13節 (2017新改訳)

聖書66巻から1つの書を選び、その書を紹介しながら「みことば」を味わっていきます。
66巻をゆっくり読み進めながら、聖書に記された神様の愛について味わっていきます。

今日開いたのは、テサロニケ人への手紙 第2です。

著者は第1に続けてパウロが書きました。
どうやら主の日、再臨の日は既に起きたのだと受け止めて、気ままに生活をする人が、まだいたので、パウロは再度語ります。
短い手紙です。緊急性と重要性を、その短さの中にも感じます。切実なのです。

自分だけではなく、周りの人を間違った教えで惑わし、主の愛から引き離してしまう人々に対して、パウロは厳しく教え、命じます。
主の愛によって語るべきを語り、間違いを正すことは大切であり、とても難しいことなのだと教えられる手紙です。

主の日は再臨の日であり、主イエスと再びこの地上でお会いできる日です。
喜びの日です。
しかし受け止め方によっては、今の地上が完全に終わる日でもあります。
もちろん、主イエスを信じる人は、その後に造られる新しい天と地に招き入れていただける希望と喜びがあります。

パウロはですからこそ教え、命じます。
最後の瞬間まで、主イエスの愛に倣って、神と隣人を愛して良い働きを教会の内外にするのです。
それもたゆまずなのです。それもイエス様がそうされたことに倣うのです。

再臨の主にお会いできる。新しい天と地に生かされる信仰者であると言う、希望と期待があります。
ですからこそ、たゆまず良い働きをしなさいとの、パウロの言葉は大切に聞いて、実践しなければならないのです。
もう充分だというその瞬間はイエス様が教えてくださる。その日までたゆまなく、主を愛して歩みたいのです。
シャローム