「それから御使いは、その香炉を取り、それを祭壇の火で満たしてから地に投げつけた。すると、雷鳴と声がとどろき、稲妻がひらめき、地震が起こった。」 ヨハネの黙示録 8章5節
この5節に続く箇所で、地に酷い災害が起き、いのちあるものが死に、地が壊されていく様子が記されます。
恐ろしい光景です。
これは象徴的なものではなく、その通りの災害が起こり、地上のものが破壊され、いのちあるものが死んでしまうのです。
そしてそれを引き起こすのは御使いです。
その御使いは、香炉を祭壇の火で満たしています。
祭壇は、父なる神を礼拝する祭壇です。
火は主のさばきを表します。
創世記のノアの洪水の時は水による主のさばきでした。
主は終末の日には、水ではなく火でさばくと語られました。
この日、主の火によるさばきがおこなわれたのです。
祭壇の火は満たされています。
主の約束の日が完全に満ちた時であることを表します。
これを人は変えることはできません。
主の約束は、ことごとく成就するのです。
主に背く人たちにとってはわざわいの日です。
その人たちがこの日を迎えてしまわないように、主に立ち返るようにと主はこれをヨハネに見せてくださったのです。
主を愛する人たちも、傍観者ではなく主の弟子としてこの日までは歩むのです。
シャローム