「実に、すべての人に救いをもたらす神の恵みが現われたのです。」テトスへの手紙 2章11節

パウロが伝え、テトスが伝えるのは、神の恵みです。
特定の人にだけとか、限られた人にだけ届けられた恵みではありません。
すべて人にとって、それは大きな恵みです。
一時的な楽しみなどとは違います。滅びから私たちを救い出すことができる恵みです。
一度受け取れば、失うことのない祝福なのです。

現われたということは、かつては私たちには隠されていた恵みです。
それは御子であるイエス様が地上に人となって生まれてくださったことで、私たちの前に現われた恵みなのです。
現われたのですから、受け取ることが正しいのです。

恵みなのです。報酬や私の持っている物との対価で受けるものではありません。
徹頭徹尾、神様の愛、私を愛してくださっている愛による贈り物です。
恵みですから、私に受けとるふさわしい資質や能力があるかが問われるのではないのです。

すべての人、そして私に与えられる恵みです。受け取るかどうかだけが問われるのです。
現われた恵みを無駄にするようなことがないように祈ります。

シャローム