「あなたがたが主にあって堅く立っているなら、今、私たちの心は生き返るからです。」テサロニケ人への手紙 第一 3章8節

「生き返るから」「生きるからです」とも、言い換えることができるでしょう。
今、困難の中にある、それもかなり大変な困難を経験しているパウロを生き返らせると、告白させるほどの励ましと慰めを、パウロは受取ったのです。
物資と献金による助けによる慰めではありません。
テサロニケの人々が、伝えられた福音を堅く信じて、立ち続けているという事実が、パウロを慰めたのです。

生き返るほどの慰め、励ましとは、どれほど凄いのでしょう。

私たちは、自分が救い主イエス様を信じて堅く立ち、信仰の生活を忠実に送っていることが、自分の益になるだけではなく、同じ信仰を持つ神の家族の慰めになり、力を与えると知っていたでしょうか。
私たちはイエス様を信じる家族であり、友人であり、証しをする同労者です。
そして、互いの信仰を慰め、励まし合うことができるのです。

私がイエス様を信じることは、私を生かすだけでなく、困難や悲しみの中にある信仰の家族を慰めるのです。
それは距離が離れていようとも関係ありません。
主イエスに在って、それは実現しているのです。
ということは、私が信仰に堅く立てるのは、同じイエス様を信じる神の家族の慰めと励ましが届いていると言うことです。
信仰の家族、友人がいてくれることを改めて喜びます。

礼拝の日曜日です。信仰者は私一人じゃない、慰めと励ましが礼拝を通して届くことを味わいましょう。

シャローム