「すると、彼らの一人ひとりに白い衣が与えられた。そして、彼らのしもべ仲間で、彼らと同じように殺されようとしている兄弟たちの数が満ちるまで、もうしばらくの間、休んでいるように言い渡された。」 ヨハネの黙示録 6章11節
6章は、不思議な生き物が登場して、とても難しい内容です。
終末の時に現れる侵略者、神に敵対する者について示されているようです。
そして信仰者たちの苦しみ、殺されていく者があることを示します。
そのような大変で悲惨な状況が続く中で、神は何故、助けてくださらないのかと、信仰者たちは嘆き叫ぶのです。
主の答えは「もうしばらくの間、休んでいるように言い渡された」と言うことばです。
主は、信仰者を見捨てたのではありません。
主のさばきの時は定まっています。
そして信仰者は殺され、殉教することがあっても、神のさばきに遭い滅ぼされることはないのです。
未だしばらくは、待つことを、ここで語っているのです。
ここでは白い衣が与えられています。
それは主が、きよめてくださり、恵みで覆ってくださることを現しています。
主の約束は絶対に成就するのです。
侵略者が、どれほど力を振るっても、最後には主が信仰者を祝福し、侵略者をさばくのです。
その時まで待つこと、もうしばらく待つことが求められています。
ただ、我慢して待つと言うのではなく、主の約束に期待をして積極的に待つことをしたいものです。
終末の日は、信仰者には祝福とイエス様との再会と言う喜びの日になるからです。
シャローム