「いにしえよりの神は、住まう家。下には永遠の腕がある。神はあなたの前から敵を追い払い。「根絶やしにせよ」と命じられた。」申命記 33章27節
12部族に対する神様の祝福のことばが各部族ごとに告げられる33章です。
13節から17節までを使ってヨセフに対する祝福が、他の部族よりも多く語られているのが一つの特徴でしょう。
主が、エジプトの地において12部族を増やすことを示していると思います。
そして、最後にイスラエル12部族のことを「エシュルン」と、詩的な表現で言い換えて、神様からの祝福があることをもう一度告げます。
今度は、各部族にではなくエシュルン全体に対する祝福です。
永遠の神様がエシュルンにとっての生きる場所であり休む場所であることを示します。
そして永遠の腕の下、即ち、神様の守りがエシュルンには永遠にあることも告げます。
敵を追い払い、根絶やしにせよとの命令は、他の部族との戦いを命じるのではなく、他の偶像の神々に心を魅かれることなく、ただ神、主だけを信頼して歩めとの命令でしょう。
主は、こうして祝福のことばを各部族と12部族全体に与えてくださった。
私にも祝福のことばをくださり、私たちが集い、礼拝する教会の兄弟姉妹の全体の上にも祝福を注いでくださるのです。
主の祝福と守りが二重三重にあることを教えてくれることばです。
恵みと祝福があなたに、私に、届いています。
シャローム