「虐げられた人、貧しい人の訴えを擁護し、 彼は、そのとき幸福であった。 それがわたしを知っていることではないのか。 ー主のことばー」エレミヤ書 22章16節
エホヤキム王の後を継ぐ者は立てられることはなく、いよいよ、南ユダ王国も崩壊していくのです。
それは、9節にある通り「自分の神、主の契約を捨てて他の神々を拝み、仕えたからだ」ということです。
原因は明確なのです。
そして、主は29節では「地よ、地よ、地よ、主のことばを聞け」と、言葉を繰り返して良く聞くように語ります。
王も民も、主のことばを聞かないので、滅び、捕囚の身になるのです。
私たちは、主のことばを良く聞かなければなりません。
同時に、主のことを良く知らなければなりません。
では、主を知るにはどうしたら良いのでしょうか。
ここに答えがあります。
王は正しい政治、裁きをして、虐げられた人、貧しい人の訴えを擁護する時、主を知ることになります。
主の教えを守り、正しいことをおこなおうとする時、私たちは主を知り、また、私の心は満たされて、幸福となるのです。
反対に、主のことばを聞かず、主の教えから離れる時、私たちは、他の何をたくさん得たとしても満たされることはないのです。
主のことばを聞くこと、良く聞くことと、主を知ることが私たちの毎日、人生に必要なことです。
シャローム