「そこで福音の宣教を続けた。」使徒の働き 14章7節
パウロとバルナバを迫害して町から追い出した人たちがいました。
パウロたちが次の町に移動した時も同じことが起きたのです。
ある人たちはイエスさまを信じて、使徒たちの側に立ち、反対するユダヤ人たちは、異邦人を扇動してパウロたちに悪意を抱かせて対立を引き起こさせるのです。
使徒たちは、そのような対立、対決を望まないので、難を避けて次の町へと移動するのです。
しかし、その先で福音を語り続け、宣教の働きを止めることはありません。
主への愛と信頼、従順な行動が宣教の働きを進めるのです。
創世記26章12節からの箇所には、イサクが嫉まれて追い出され、井戸も奪われると言う事件がありました。
イサクは争いを避け、移動しますが、井戸は掘り続けます。何度でも繰り返しました。
そしてついには、相手が和解を申し出るのです。
争いは避けても、主に信頼して井戸を掘り続けたイサクが、戦いではなく主の従順で祝福を得たのです。
この物語を思い起こします。
使徒たちも、自分たちの正しさを誇るのではなく、争いを避けつつも、正しい行動を取り続け、一番大切な福音を伝えることを続けるのです。
この判断と行動は、主の祝福に血鵜那賀っていきます。
私たちが握りしめておくべきなのは、主イエスの福音です。
自分の正しさを誇るのではなく、主を誇り、主の福音を誇る歩をしたいものです。
シャローム