「レビ部族にはモーセは相続地を与えなかった。主が彼らに約束されたとおり、イスラエルの神、主が彼らへのゆずりである。」ヨシュア記 13章33節

14節にも、同じことばが記されています。
各地方をイスラエルの各部族に、相続地として与える時、レビ部族だけは所有地を持ちません。
それが2度も相続地の割り当てを示すことばの中に記されて、強調されるのです。

1つには、これは主の約束であることを、レビ部族だけでなく、各部族ももう一度知るために語られるのです。
もう一つは、レビ部族は祭司として主に仕えることが、他部族が約束の地の中に、所有地を持つ以上に意味があり価値があるからです。
主に仕えますが、主と一番近くで一番深く結びつき、恵みとして受け取っているのです。
他の部族には与えられない特権であり特別な使命なのです。
主が、最初に約束されて、その通りに実現しているのです。

私たちは今、土地を相続していませんが、主を持ち、主とともに生きる者になっています。
これはどんな素晴らしい土地、どれほど広い土地よりも大きな恵みです。
ゆずりですから、報酬ではなく約束による相続です。一方的な恵みを持った身なのです。
多いに喜ぼう。

シャローム