「契約の箱が安置所に納められた後、ダビデが主の宮の歌を受け持たせるために立てた人たちは、次のとおりである。」歴代誌 第1 6章31節 (2017新改訳)
レビ人の奉仕について記されます。
特に心に留まりましたのは、いけにえを献げる奉仕だけではなく、歌を受け持つ奉仕があったことです。
聖歌隊と呼んでも良いでしょう。
ダビデが最初に歌の歌い手を立て、神殿が完成した時にはソロモンがそれをさらに整えて奉仕に就かせたのです。
彼らが歌う時の位置に至るまでソロモンが定めました。それは父ダビデから受け継いだものでした。
そして何よりも大切なこととして、私たちが受け取るべきことは、ダビデもソロモンも主を心から賛美し、ふさわしい歌を歌って主を賛美したということです。
信仰を口で告白するように、主への賛美は力強く、また整えられた美しい歌を実際に歌うことの大切さです。
賛美の曲や楽器が変わったとしても、私たちの主への賛美の心と、それを現す賛美の歌は、ダビデ、ソロモンと同じです。
私たちの生活が主の前に夕に朝に歩む時、私たちは最初に賛美をこの唇に上らせていきたいものです。
もし、歌わなくても、詩篇のことばを声に出していくだけでも、主への賛美の歌になります。
主は、私たちのそんな賛美を喜んで、天において受け取ってくださいます。
それにしても、完成したソロモンの神殿で歌われる主への賛美を実際に聞いてみたいものです。そして一緒にさんびさせて欲しいものです。
主への賛美のために立てられた歌い手があるように、私たち一人一人にも主の前に仕える奉仕者として立てられるものがあります。
そのことも期待しつつ、主を賛美して歌いたい。
シャローム