「自分に委ねられた良いものを、私たちのうちに宿る聖霊によって守りなさい。」テモテへの手紙 第2 1章14節

再びパウロはテモテに手紙を書いて励まします。
この頃、テモテは教会の働きをする中で困難を覚えていたようです。
そこでパウロは、テモテに聖霊が与えられていることを、思い起こさせ力づけるのです。
与えられている使命と賜物は変わることがなく、またそれによって力を得ていることを教えます。

一人ひとりに与えられた使命は違います。それぞれに大切で尊い使命です。
同時に、与えられている賜物もまた、違います。その賜物は使命を果たすのに有益です。

そしてみんなに同じ聖霊が与えられています。
パウロとテモテに与えられている聖霊は同じなのです。
この聖霊によって私たちはそれぞれに使命を果たし、賜物が磨かれていきます。

使命も賜物も、自分の力で守り用いるのではないのです。
聖霊に信頼し、聖霊に委ねていくことで守られていくのです。
主イエスを信じた時に、与えられている聖霊は私を離れることはなく、私の内側に宿り、私を励まし、私たちを守ってくださるのです。

不安になったり恐れたり、臆病になってしまった時、そうなる時もあるのです。その時は、既に私に与えられ、私にうちに、私たちのうちに宿る聖霊に心を向け、委ねていきましょう。
私たちの使命は、それぞれ掛け替えのない尊いもので、とても良いものです。
それは聖霊の助けによって成し遂げることができます。

今日も、聖霊に導かれて足を進めましょう。

シャローム